博物館実習の記録

私たち 学芸員の資格習得をめざして実習しました
(博物館・美術館などに就職する場合、学芸員の資格が必要になることがあります)
令和4年7月25日(月)〜7月 30日(土)

実習内容
 
縄文時代のミニ展示・夏休みのイベント

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実習の感想

 実習の感想


同志社大学 

佐竹浮羽
 
縄文紋様の拓本体験イベントに向け、所蔵品をもとに縄文時代にちなんだ展示の企画、制作など実習期間を通しておこないました。「とびだせ縄文BOOK」と題し、図鑑に見立てた展示を制作しました。わかりやすさ、また、学生らしさを生かした親しみやすさを心がけました。

 実習最終日に開催されたイベントには予想をこえる数のお客様がご来館されました。自分達の取り組みの成果を見ることができ、嬉しく思いました。
 講義で学んだことを振り返りながら日々の実習に取り組み、学芸員としての素質を養うことができました。コロナ禍にもかかわらず万全の感染症対策のもと実習生を受け入れてくださり、ありがとうございました。

  京都文教大学

物袋恵理

 
 学生による縄文土器のミニ展示は、展示案を最初から練り直すことを3度重ねた。「展示物の安全性」と「展示のユニークさ」の両立に最も苦労した。指導者の方からアドバイスを受け変更を重ね、達成感のある仕上がりになった。

 拓本作業では、粘土板が壊れてしまわないように繊細に扱った。特に和紙を水で濡らすときと、タンポで墨をつけるときは緊張した。墨をつける力加減が難しかったが、メイクをするときにチークをのせる感覚で行うと上手くできた。

 6日間で行った作業は、大学内での学びが活きていることを実感できたり、実際に体験できる機会があるとは思っていなかったことが体験できたりと、全体的に得たものが多く、楽しく充実した実習となった。


 近畿大学 

上村宗太郎

  

 私は6日間の博物館実習のほとんどを縄文時代の土器と土偶をテーマにした展示会の制作に費やし、その過程で、土器への注意深い取り扱いから遺物への敬意を、想像力を必要とする根気のいる作業から学芸員の苦労を、入館者への説明文の制作から遺物に関する知識を学びました。
 また、最終日に開催された拓本のイベントでは参加者が何を求めているかを事前に察知する能力が鍛えられました。そのどれもが学芸員になるための最低条件であり、それを学ぶために費やしたこの6日間はとても貴重な体験でした。この体験をもとに十分な覚悟と好奇心をもって、学芸員に関する知識と経験をこれからも身につけようと思います。

 
近畿大学 

 山口創平

 

 今回の実習では、展示解説や館長講座による縄文に関する知識的学び、ミニ展示の企画・準備を通じた思考的・協働的学び、拓本や遺物の取り扱いを通じた学芸員に必要な技能的学びの3つを修学できました。

 取り分けミニ展示の企画及び準備では多くの学びがありました。私等のグループは説明文を担当しましたが、遺物の概要や正しい保存方法を理解した上で、来場者の対象年齢に合わせて分かりやすく・楽しめるように伝える文章や表現を考える事の難しさと、展示や歴史を通じて楽しんでもらう為の工夫を凝らす事のやりがいを体感する事ができました。

 6日間で習得した多くの学びを、今後の大学での研究等に結び付け、活かしていきたいです。

近畿大学 

福沢 龍一

 実習活動に参加する実習生は多方から参加いたしますので助け合い協力し合い無事今回の実習を終えることができました。
 そして、実習内容は一人で行うことでは身につかないことがほとんどでした。作業の分担をして自分の出来ることは何か、ほかの人はどんな作業をしているのか、自分の視野の届かなかったところをお互いに補填しあっていくことが今回の実習活動で大変身になる内容でした。実習生が自主性をもって担当を決め行動できたことが何より実習活動を豊かなものにしてくれたのだと思います。

 京都橘大学 

堀口綾香

 
 六日間の実習では博物館での実際の業務がよく学べました。とくに、来館しているだけでは見られない裏側の仕事を体験できたのが良かったです。実習前は自分に何ができるのか不安でしたが、いざ仕事を任されると他の人の助けもありつついくつかの仕事を達成することができ、自分にできることは何か知る機会になりました。また、他の大学の実習生や、研修に来られている中学校の先生など、いろんな人と交流できる貴重な場でした。関わってくれた方全てに感謝しています。この経験が無駄にならないよう、反省点を改善して今後に活かしたいと思います。  
京都橘大学 

眞(さな) 葉音
 
 

 今回の実習では大学での授業では出来ない貴重な体験をさせていただきました。

最終日のイベントと連動して行われるミニ展示のために、実習生皆でテーマを決め、そこからチームで分担して準備を進めました。今まで、大学で展示を行う機会はありましたが、実物の考古資料を使って展示することは無かったので、実際に博物館で行う展示の大変さを知ることができました。

職員の方から展示に関することなど沢山のお話を聞くことができましたが、「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちの強さが印象的でした。この6日間の経験は自分にとって大きな学びとなりました。イベントを通して子供たちが楽しんでいる姿を見る事ができて嬉しかったです。

京都産業大学 

山口彩音
 
 
 6日間の博物館実習で大学の授業では経験できない貴重な経験できました。
 実習では6日目に行うイベントに向けて、ミニ展示の内容や構想を実習生全員で考え、イベントで行う拓本作りについて学びました。短い期間ながらも学芸員の仕事について学べたと思います。特にミニ展示の説明文を考えたとき、わかりやすい文章やレイアウトを意識することが難しかったです。
 また館長や指導員の方、指定管理者の方、研修で来られた学芸員や教員など多くの方のお話を聞き、博物館は多くの人たちとの繋がりを大切にしていると感じました。
 今回の実習では多くのことを経験でき、とても良い学びとなりました。今後この経験を活かしたいと思います。
仏教大学 

西川 煕
 
 
 6日間の実習で講義を聴いているだけでは気付けなかった事を学んだり、自分達で展示をするという貴重な体験をさせて頂きました。
 展示解説の時には、実際に一つ一つ工夫している点や館としての特徴を教えて頂いたので、これまで学習してきた事の理解に繋がりました。
 また、展示を実際にさせてもらえる事になり、その作業の中で、柔軟な発想の大切さとアイデアを形にする難しさ、展示する事と資料保存の両立がどれだけ大変な事かを知ることができました。
これらのこと以外にも、博物館が学芸員の方々の工夫であふれている事。これから社会で働くときや人付き合いする中で大切になる事など多くの事を教えて頂いたので、これから様々な場面で活かしていこうと思いました。

 

指導者から
 新型コロナが拡散し苦しい日々が続きますが、今年も何とか実習を行うことができました。
昨年に引き続き、お互いに感染しないように十分気を付けながら職員・学生ともに全力で実習にあたりました。

 実習内容
埋蔵文化財の展示(子供向けのミニ展示)。
博物館に必要な技術の一つである拓本の体験
拓本体験を生かした夏休みのイベント(ミニ展示にあわせて縄文のもようを拓本する)。

 ミニ展示は、展示係り、展示解説、小キャプション、ポスター、イラストを担当するためにグループ分けをしました。
各グループは相談しながら熱心に作業にあたりました。指導者はできるだけ実習生のアイデアにまかせました。
イベント当日は丁寧に接客し、お客様も笑顔で参加していただくことができました。
実習の様子のページをご覧ください。指導者の期待以上の出来上がりでした。
私たち指導者も実習を楽しませていただきました。

実習最終日に集合写真撮影するにあたり初めてマスクをとりました。
わずかな時間でしたが、実習生がお互いの顔を見ることができました。コロナが終息することを願うばかりです。

       館長 野島 稔