第37回特別展 (2022) 
シデウナハテ(しじょうなわて)
関西の軽井沢・日本的フィヨルド
ー明治~昭和初期の四條畷観光と鉄道ー
令和4年10月4日(火)12月11日(日)


展示風景
 
四條畷市域は、多くの名所・旧跡で知られていました。
江戸時代に観光ブームがおこり、ガイドブックなどが発刊されました。


←河内名所図会(ガイドブック)  (個人蔵)

楠正行の墓(小楠公墓所)、右ページ中央。
他にも和田賢秀墓。民話や寺社などが紹介されています。






 
 
四條畷神社と鉄道
正平3年(1348)楠正行が四條畷の戦いで足利軍に破れ自害
その後80年ほどたった頃に正行の墓(小楠公墓所)が建てられたといいます。

そして・・・・明治23年、楠正行を祀る四條畷神社創建。
明治28年に四條畷駅開設
 
  
昭和13年頃(府立四條畷高等学校提供)
  
昭和57年頃

 
現在
 
 
明治28年浪速鉄道が開業、同時に四條畷駅開設。
四條畷神社の知名度はさらに高まり教科書や唱歌にもとりあげられるようになりました。


← 四条畷駅 昭和40年頃の駅舎






 ← 忍ケ丘駅開設 昭和28年 




 観光名所
 
上:雪の日の四條畷神社 大正末~昭和初期 (個人蔵)

左:四條畷神社から参道松並木や小楠公墓所を望む
  昭和2年 (個人蔵)
 
関西の軽井沢と紹介されている室池
(生駒山系四條畷市域山頂に室池は所在)
 
観光ガイドブックの展示
(明治時代~昭和16年)
 
昭和5年、飯盛山上に遊園地建設。マウンテンハウス、テント村、食堂など設置

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