平成24年度 第27回特別展

水辺でくらす
ー讃良郡条里遺跡(さらぐんじょうりいせき)の発掘調査からー

大型店舗建設に伴っての発掘調査
10月10日(水)〜12月16日(日) 
9時30分〜17時 月曜日休館
入館無料 記念品無料配布先着300名

讃良郡条里遺跡は四條畷市と寝屋川市にまたがる遺跡です。
このあたりは河内湾(河内湖)の水際であったと考えられています。
低地であったこの地域は、弥生時代から現代まで水田が営まれました。

延喜通宝をつかった祭祀 延喜通宝
上の写真 延喜通宝をを使った祭祀      上の写真 延喜通宝8枚

写真は、平安時代につくられた皇朝十二銭の11番目の延喜通宝(907年)です。
銅銭は、穴に紐を通した状態で見つかりました。
平安時代を証明する土師器の皿もいっしょに見つかりました。

                                
海獣葡萄鏡             柴垣柳樹双鳥鏡
  上の写真 海獣葡萄鏡                   上の写真  柴垣柳樹双鳥鏡 
奈良時代直径3.9センチ                 室町時代 直径9.3センチ
                                
左上の海獣葡萄鏡は、奈良の都で発見数が多いことから、
平城京とのつながりの深い有力者の存在が考えられています。
全国で12目の発見となりました。


右上の写真は和鏡です(柴垣柳樹双鳥鏡)。11月13日に出土したばかりです。
出土した場所は、遺跡調査地内に大将軍社があった場所です。
江戸時代に忍陵神社に合祀されましたが、大将軍社の建立年代は不明でした。
この鏡の出土によって、すでに室町時代には存在していたことがわかりました。



その他の成果

北河内で初めて発見となった弥生時代前期の水田跡

忍岡古墳(古墳時代前期)の築造などに関わった人々の集落がどこなのかわかって
いませんでしたが、この調査で、忍岡古墳と同時代と思われる集落が見つかりました。

古墳時代中期の四條畷周辺は、馬飼い集落で良く知られていますが、
この遺跡でも準構造船をリサイクルした井戸をはじめ、
馬の歯・子持勾玉・滑石製玉類などが出土しています。

この遺跡は弥生時代前期から江戸時代まで続きます。
海抜0〜3メートルとかなりの低地で決して住みやすい場所ではありませんが、
全時代を通じて、人々は自然災害にもまけず、くりかえし田んぼをつくりました。
少しの高まりに井戸を掘り、さまざまな祭祀をしてたくましく暮らしていました。
是非特別展でその様子をご覧ください
展示期間は12月16日(日)までです。

休館のお知らせ
12月17日(月)〜1月4日(金)
1月5日(土)から常設展示いたします

メニューにもどる 
問合せ 四條畷市立歴史民俗資料館 電話 072-878-4558