開館40周年記念特別展
暗雲の彼方に光あり
ー戦争の記憶をたどってー
令和7年 10月7日(火)~12月14日(日)
 


無料配布の小冊子

タイトルについて
先の戦争が終戦して80年たちました。
タイトルの「暗雲の彼方に光あり」は、
北河内の郷土史家である片山長三さんによる絵日記のタイトルです。
絵日記は終戦の一年後に描かれました。


講演会 
「私の戦争」の著片本住男さんから戦争経験を聞く
先着20名
10月30日(木) 10時~11時30分
・講師 「私の戦争」の著者片本住男さん
・岡本真生(市教育委員会)

▲民俗研究者たちが戦時下で書きとめた記録
先着30名
11月20日(木) 10時~11時30分 
・講師 岡本真生(市教育委員会)
・展示解説 田中香里(市教育委員会)


展示を見学された方の感想ノートから
櫻井先生は中学時代の校長先生でした。出征された櫻井先生にあてた教え子の手紙、それに一人ずつ返事をかかれていることに感動しました。
戦争が一般の人々の生活にどれだけ影響をあてるか、よく理解できました。
尊い命を失われた方がたの無念さを改めて思い、自分の命も大事にせねばとつくづく思いました。
同じ過ちを繰り返してはいけないと思いました。
戦争体験した方々や戦後生まれの人、若い人などからたくさんの感想をいただきました。ありがとうございました。




展示室正面 大画面の写真は防火訓練の様子
昭和10年代


絵日記、教師にあてた手紙、出征時の写真など
を展示
右に軍服や入営祝いの旗がみえます


戦争にまきこまれる児童
桜井敬夫先生にあてた手紙の文面には
「にくい にくい ルウズベルト又はチャアチル・・・」




写真上 片山長三さん 絵日記
写真下 
櫻井敬夫さん 教え子たちの手紙


聞き取り調査に協力していただいた方々
写真上段
左 片本住男さん、大正12年生まれ
右 宮西正隆さん、昭和10年生まれ

写真下段
左 田中初子さん、昭和11年生まれ
右 安井武治さん、昭和11年生まれ